「愛犬や愛猫と一緒にソファでくつろぎたい。でも、爪による傷や抜け毛、汚れに悩まされている」方も多いのではないでしょうか?
ペットと暮らす家庭のソファには、人にとっての座り心地だけでなく、引っ掻きに強い生地、汚れをお手入れしやすい機能、ペットが使いやすい高さやサイズが求められます。
見た目や価格だけで選ぶと、爪が引っ掛かって生地が破れたり、粗相やよだれが染み込んだり、犬が飛び降りたときに足腰へ負担がかかることもあります。
この記事では、犬や猫と快適に暮らせるペット対応ソファの選び方、ソファをペットから守る対策、おすすめのペットフレンドリーソファ、実際の体験談も合わせて紹介します。

ー監修者ー
村田アグネス彩(むらたあぐねすさや)株式会社ワンコ・ワークス 店長。年間約1万頭以上の犬を受け入れるケージフリーのペットホテル。現場での経験をもとに、「犬にとって本当に負担にならないか」「暮らしの中で無理なく使い続けられるか」という視点で、犬関連商品の監修にも携わっている。
目次
1.ペットと暮らす家庭でよくあるソファの悩み

ペットと一緒にソファを使う場合、どのようなダメージが起こりやすいのでしょうか。購入前に代表的な悩みを確認しておきましょう。
■爪や噛み癖で生地が傷つく
犬が座面を掘るように動いたり、猫が爪とぎをしたりすると、生地に傷やほつれが生じることがあります。
特に子犬は、ソファの角、脚、縫い目、ファスナーなどを噛むことがあるため、破損やクッション材の露出にも注意が必要です。
■抜け毛が生地に絡みつく
犬や猫の抜け毛は、座面や背もたれ、クッションの隙間にたまりやすくなります。
毛足が長い生地や凹凸の多い生地では、毛が繊維に入り込んで掃除しにくくなる場合があります。
■よだれや粗相による汚れ・におい
よだれ、粗相、吐き戻し、散歩後の足汚れなどが付着すると、ソファにシミやにおいが残ることがあります。
水分が生地やクッションの内部まで染み込むと、お手入れが難しくなる点も悩みの一つです。
■ソファの上り下りが負担になる
座面が高いソファでは、小型犬やシニア犬が飛び降りたときに、足腰へ負担がかかる可能性があります。
ペットと一緒にソファを使う場合は、傷や汚れへの強さだけでなく、体格や年齢に合った高さも確認することが大切です。
2.ペット対応ソファを選ぶ5つのポイント
1.引っかきに配慮した丈夫な生地
犬や猫と使うソファでは、生地の織り方や耐久性を確認しましょう。
高密度に織られたファブリックや、表面に爪が引っかかりにくい生地は、一般的な織物生地よりも傷やほつれを抑えやすい傾向があります。
「ペット対応」「耐摩耗」「引っかきに強い」などの表示がある場合も、どのような試験や加工が施されているのか、商品説明を確認することが大切です。
生地サンプルを取り寄せられる場合は、色だけでなく、織り目、毛足、厚さ、肌触りも確認してみましょう。
2.撥水性と汚れの落としやすさを確認する
撥水性だけでなく、水拭きできるか、中性洗剤を使用できるかなど、具体的なお手入れ方法も購入前に確認しましょう。
水分や汚れを表面で弾きやすい撥水生地なら、よだれや足裏の汚れ、軽い飲みこぼしなどにも対応しやすくなります。
撥水加工の性能や持続性は製品によって異なります。長時間水分を放置すると染み込む可能性があるため、汚れたときは早めに拭き取ることがおすすめです!
3.お手入れやメンテナンスの方法を確認する
ペットと一緒に使うソファは、日常的な掃除のしやすさも重要です。
次の点を確認しておきましょう。
- 掃除機や粘着クリーナーを使用できるか
- 水拭きや部分洗いができるか
- カバーを取り外して洗えるか
- ソファを動かして床を掃除しやすいか
- 傷んだ生地やクッションを交換できるか
カバーを取り外せないソファでも、外側から水洗いできるなど、商品によって異なるメンテナンス方法が用意されています。
「洗えるソファ」という表示だけで判断せず、洗える範囲、使用できる洗剤、乾燥方法まで確認しましょう。
4.ペットが上り下りしやすい高さを選ぶ
愛犬や愛猫と一緒にソファで過ごしたい場合は、座面の高さも確認しましょう。
ローソファは床との段差を抑えやすく、部屋への圧迫感も軽減できます。小型犬やシニア犬が使用する場合は、実際に上り下りできる高さかを確認し、必要に応じてステップやスロープを追加します。
またソファの脚やフレームも確認が必要です。噛み癖のある犬がいる場合は、噛みやすい木製パーツが露出していないかをチェックしましょう。
ソファ下にペットが入り込む場合は、掃除のしやすさや、底面の生地を引っかかれる可能性も考えて選びましょう。
5.抜け毛やインテリアに合う色を選ぶ
ソファのカラーは、部屋の雰囲気を決めるだけでなく、抜け毛や汚れの見え方にも影響します。
白い毛の犬や猫ならホワイト、グレーなど明るめの生地、黒や茶色の毛なら濃いめのブラック、ブラウンなどのカラー生地を選ぶと、抜け毛が目立ちにくくなる場合があります。
もちろん毛色だけで決める必要はありません。床、ラグ、カーテン、ダイニング家具などとのバランスも考え、リビング全体に合うカラーを選びましょう。
4.ペットと暮らすソファに使われる生地・素材

ペット対応ソファには、ファブリック、人工スエード、合成皮革、本革など、さまざまな素材が使われています。同じ種類の生地でも、織り方、厚さ、表面加工によって、傷や汚れへの強さは異なるので、サンプル記事のお取り寄せや、店舗で素材を実際に見ることがおすすめです。
5.犬と猫で異なるソファ選びの注意点

■犬と暮らす場合
犬と暮らす家庭では、噛み癖、穴掘りのような行動、抜け毛、よだれ、ソファへの飛び乗りなどを考慮します。
特に子犬は、ソファの角や縫い目、脚などを噛むことがあります。硬いパーツや、引っ張りやすい装飾が露出していないかを確認しましょう。
小型犬や足腰が気になる犬と一緒に使う場合は、座面の高さも重要です。大型犬と並んでくつろぎたい場合は、体を横にしても人のスペースを確保できる座面の幅と奥行を確認しましょう。
■猫と暮らす場合
猫と暮らす家庭では、爪とぎ、抜け毛、吐き戻しなどを考慮します。
爪が引っかかりにくい生地を選ぶだけでなく、ソファの近くに猫用の爪とぎを置くことも対策になります。
猫がソファの背もたれや肘掛けの上で過ごす場合は、その部分の安定性や幅も確認しましょう。抜け毛が多い猫には、毛が絡みにくく、掃除しやすい表面の生地が向いています。
6.ソファをペットの傷や汚れから守る工夫

ペット対応ソファを選んでも、日常のお手入れや環境づくりは必要不可欠です。
■抜け毛をこまめに取り除く
抜け毛を長期間放置すると、生地の繊維に入り込んで取りにくくなる場合があります。製品の取扱方法を確認したうえで、掃除機、柔らかいブラシ、粘着クリーナーなどを使って定期的に取り除きましょう。
■汚れは早めに拭き取る
よだれや粗相、飲みこぼしなどが付着した場合は、乾いた布などで水分を吸い取り、商品ごとのお手入れ方法に従って対応します。
強くこすると汚れが広がったり、生地を傷めたりすることがあるため注意してください。洗剤を使用する場合も、使用できる種類を事前に確認しましょう。
■ブランケットやソファカバーを活用する
愛犬や愛猫がいつも座る場所に、洗えるブランケットやマルチカバーを敷いておくと、抜け毛や表面の汚れを抑えやすくなります。
ブランケットが滑ったり、爪に引っかかったりしないよう、設置後はペットの様子を確認してください。
■ペット用のおもちゃや爪とぎを用意する
犬が噛んで遊べるおもちゃや、猫が使いやすい爪とぎを用意することで、ソファ以外に行動を向けやすくなります。
ただし、完全にソファへの噛みつきや爪とぎを防げるとは限りません。ペットの行動も観察しながら、生地やカバーによる対策と組み合わせましょう。
7.ペットと過ごせるソファを選ばれたお客様の声
コンパクトな空間にも置きやすいバタフライソファ

『奥様は気に入って油断したらウトウト状態。 愛犬とソファーの取り合いです。 オットマンを次は購入してリラックスした時間を過ごしたいと考えています』
バタフライソファは、軽量で移動しやすい1人掛けソファです。重量は約9kgのため、掃除や模様替えの際にも場所を動かしやすく、コンパクトな部屋にも取り入れやすくなっています。
包み込まれるようにくつろげるアクスティックソファ

『人にもわんにゃんにも座り心地がよく、ずっと座ってられます。 人が座ってると後ろに乗ってきて取られる事も🤭 スタンダードプードルサイズでもゆったりと寝れてます🐩 あと猫が引っ掻いても全然大丈夫です😊』
アクスティックソファは、ゆりかごのように体を包み込む、安定した座り心地が特徴です。
テレビを見たり、本を読んだりしながら長時間くつろぎたい方や、愛犬・愛猫と落ち着いた時間を過ごしたい方に適しています。
ロータイプのデザインなので、一般的な脚付きソファとは異なる、床に近いリラックス空間をつくれます。
家族や空間に合わせて組み替えられるモジュラーソファ

『やはりフレームのないソファーがよかったです。 存在感もしっかりあり身体にフィットする所が大変お気に入りです。 』
モジュラーソファは、ユニットを組み合わせて、人数や部屋のレイアウトに合った空間をつくれるソファです。
1人掛けから始めて、家族やペットが増えたときに座面を追加したり、L字型やU字型に配置したりできます。ユニットを分けて、それぞれ別の場所で使用することも可能です。
家族とペットが一緒に座るスペースを確保したい方や、引っ越しや模様替えに合わせてレイアウトを変更したい方に向いています。
アンビエントラウンジでは、バタフライソファ、アクスティックソファ、モジュラーソファで、ペットフレンドリーな「インテリアプラス」生地を選べます。
引っかきや汚れに配慮した生地を選びながら、部屋の広さ、家族の人数、過ごし方に合ったソファを選べることが特徴です。
ペットフレンドリーな高機能生地「インテリアプラス」
インテリアプラスは、ペットや小さなお子様との暮らしに配慮した、撥水性のある高機能ファブリックです。
- 引っかきや汚れに強い生地
- 水分を弾きやすい撥水性
- 褪色に配慮した仕様
- ペットと一緒に使いやすい丈夫な表面
- リビングになじむデザインとカラー
インテリアプラス生地のソファは、撥水カバーの外側から水洗いできます。必要に応じて中性洗剤を使用し、洗った後は風通しのよい場所で十分に乾燥させてください。※乾燥機は使用できません。
なお、通常の「インテリア」生地と「インテリアプラス」では機能が異なります。ペットとの暮らしで引っかきや汚れへの強さを重視する場合は、商品ページでインテリアプラス生地を選択してください。
まとめ
ペットと暮らすソファを選ぶ際は、デザインや価格だけでなく、生地の耐久性、撥水性、お手入れのしやすさ、座面の高さ、サイズを確認することが大切です。
犬の噛み癖や穴掘り、猫の爪とぎ、抜け毛、よだれ、粗相など、ペットの行動によって適したソファは異なります。愛犬・愛猫の年齢や体格、普段の過ごし方を観察し、家族みんなが快適に使えるソファを選びましょう。
ペットがいるからとソファのある暮らしを諦めず、人も愛犬・愛猫も自然と集まれる、心地よいリビングをつくってみませんか。