「愛犬が一日中寝ているけれど大丈夫?」「最近、急に睡眠時間が長くなった気がする」と心配になる飼い主さんもいるのではないでしょうか。
犬は人間よりも長い時間を睡眠や休息に使う動物です。成犬の睡眠時間は、一般的な目安として1日12~14時間程度と紹介されています。ただし、必要な睡眠時間は年齢、犬種、体格、活動量、健康状態、生活環境などによって異なります。
大切なのは、平均的な睡眠時間と比較するだけでなく、愛犬のいつもの睡眠時間や行動から変化していないかを確認することです。
この記事では、子犬・成犬・シニア犬の睡眠時間、犬種や体格による違い、レム睡眠とノンレム睡眠、寝すぎ・寝不足の原因、病気の可能性、動物病院へ相談したいサイン、快適な寝床のつくり方について解説します。
目次
■この記事のポイント
- 成犬の睡眠時間は、一般的に1日12~14時間程度が目安
- 子犬は昼間の睡眠が多く、成長とともに睡眠リズムが変化する
- シニア犬・老犬は昼間の睡眠が増え、夜間の眠りが浅くなる場合がある
- 小型犬・中型犬・大型犬といった分類だけで睡眠時間は決められない
- 睡眠時間の急な変化に食欲低下や元気消失などを伴う場合は注意が必要
- 甲状腺機能低下症やクッシング症候群などが行動や睡眠に影響する可能性もある
- 睡眠時間だけでなく、落ち着いて眠れる環境や体に合ったベッドも重要
犬の平均的な睡眠時間は1日どれくらい?
成犬の睡眠時間は、一般的に1日12~14時間程度が目安とされています。ただし、犬に必要な睡眠時間を一つの数字で決めることはできません。飼い主へのアンケートを用いた研究では、16週齢の子犬の平均睡眠時間は1日11.2時間、12か月齢の犬では10.8時間と報告されています。
一般的に紹介されている数字と研究結果に違いがあるのは、飼い主による申告、活動量計、動画、脳波測定など、調査方法によって「睡眠」と「休息」の捉え方が異なることも関係しています。
次の数字は、愛犬の睡眠が正常かどうかを決める絶対的な基準ではなく、おおよその目安として考えましょう。
| 年齢・時期 | 睡眠時間の考え方 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 子犬 | 成犬より昼間の睡眠が多くなりやすい | 起きているときに元気や食欲があるか |
| 成犬 | 一般的な目安は1日12~14時間程度 | いつもの生活リズムから変化していないか |
| シニア犬・老犬 | 昼間の休息が増え、夜間の睡眠が細切れになる場合がある | 昼夜逆転、夜鳴き、徘徊などがないか |
犬はなぜ人間より長い時間眠る?
人間は夜間にまとまった睡眠を取ることが一般的ですが、犬は夜間の睡眠に加えて、昼間にも何度か眠ります。犬は睡眠と覚醒を一日の中で繰り返すため、飼い主から見ると「いつも寝ている」と感じることがあります。
犬の睡眠には、主にレム睡眠とノンレム睡眠があります。

■レム睡眠
レム睡眠は、脳の活動が比較的高い状態の睡眠です。眠っている犬の目や足、口元などがピクピクと動くことがあります。
ただし、体の動きだけで正常なレム睡眠か、けいれんなどの症状かを判断することはできません。動きが長く続く、体が硬直する、呼びかけに反応しない、起きたあとも様子がおかしい場合は、動画を撮影して獣医師へ相談してください。
■ノンレム睡眠
ノンレム睡眠は、レム睡眠よりも体や脳の活動が落ち着いた睡眠です。
犬を対象とした研究では、活動量、眠る時間帯、睡眠を取る場所などによって、レム睡眠とノンレム睡眠の割合が変化することが報告されています活動的に過ごした日のほうが早く眠りに入り、ノンレム睡眠とレム睡眠が増えたという研究結果もあります。
ただし、運動量を増やせば必ず睡眠の質が高くなるわけではありません。年齢、体力、疾患の有無に合わせて、無理のない散歩や遊びを取り入れることが必要です。
年齢による犬の睡眠時間の違い
■子犬の睡眠時間
子犬は成犬よりも昼間に眠る時間が長くなる傾向があります。16週齢と12か月齢の犬を比較した研究でも、16週齢の子犬のほうが日中と1日全体の睡眠時間が長かったと報告されています。
子犬は、遊びや食事、トイレのあとに眠ることが多く、短い睡眠を何度も繰り返します。成長に伴って昼間の活動時間が増え、少しずつ成犬に近い生活リズムになっていきます。食事、排泄、投薬などの必要がなければ、眠っている子犬を毎回起こす必要はありません。
ただし、次のような様子がある場合は、単なる寝すぎと判断せず、動物病院へ相談してください。
- 起こしてもほとんど反応しない
- 起きてもぐったりしている
- 食事や水分を取らない
- 嘔吐や下痢がある
- 呼吸が苦しそう
- 震えやけいれんのような動きが続く
子犬は体調が変化しやすいため、睡眠時間だけでなく、食欲、排泄、呼吸、起きているときの元気も確認しましょう。
■成犬の睡眠時間
成犬の睡眠時間は、一般的に1日12~14時間程度が目安とされています。
ただし、活動量、留守番時間、生活環境などによって個体差があります。日中に飼い主が不在の家庭では、留守番中に長く眠り、飼い主の帰宅後に活動的になる犬もいます。反対に、日中に多くの刺激や運動があった日は、いつもより早く眠り始めることもあります。
普段からよく眠る犬で、起きているときに元気や食欲があり、散歩や遊びにも反応するのであれば、平均より睡眠時間が長くても直ちに問題とは限りません。
■シニア犬・老犬の睡眠時間
シニア犬や老犬になると、体力や活動量の低下によって、昼間の睡眠や休息が増える場合があります。一方で、加齢した犬では夜間の睡眠が細切れになり、昼間の睡眠回数が増えることも報告されています。
シニア犬は単純に睡眠時間が長くなるだけでなく、次のような睡眠パターンの変化が見られる可能性があります。
- 日中や昼間に眠ることが増えた
- 夜間に何度も起きる
- 眠りが浅くなった
- 夜になると落ち着かず歩き回る
- 昼夜が逆転した
- 夜鳴きをするようになった
- トイレの失敗が増えた
こうした変化には、痛み、視力・聴力の低下、内科的な疾患、排泄の問題、認知機能の低下など、さまざまな原因が考えられます。
「年齢のせい」「老犬だから仕方がない」と決めつけず、変化が続く場合は動物病院へ相談しましょう。
参考記事:犬の介護用ベッドの選び方|老犬・寝たきりの床ずれ対策も解説
犬種や体格によって睡眠時間は変わる?
犬の睡眠パターンには、年齢だけでなく、体格、性別、活動量なども関係する可能性があります。
一般的には、大型犬は小型犬よりも休息時間が長い傾向があると説明されることがあります。しかし、すべての大型犬が長時間眠り、すべての小型犬が短時間しか眠らないわけではありません。
そのため、以下の時間は犬種ごとに科学的に確立された平均ではなく、成犬全体の睡眠時間をもとにした一般的な目安です。子犬やシニア犬、活動量が多かった犬は、目安より長く眠ることがあります。小型犬のチワワやトイプードル、中型犬の柴犬、大型犬のゴールデンレトリーバーなど、人気犬種について細かな睡眠時間が紹介されることもありますが、犬種ごとに一律の時間を決められるだけの十分な根拠はありません。
数字だけで寝すぎ・寝不足を判断せず、愛犬のいつもの睡眠時間、起きているときの元気や食欲、年齢、活動量も確認してください。
| 体格 | 主な犬種 | 成犬の睡眠時間の目安 | 観察したいポイント |
|---|---|---|---|
| 小型犬 | トイプードル、ミニチュアダックスフンド、チワワ | 12~14時間前後 | 昼寝の回数、活動量、室内環境 |
| 中型犬 | 柴犬、フレンチブルドッグ、コーギー | 12~14時間前後 | 運動量、眠りの浅さ、呼吸状態 |
| 大型犬 | ゴールデンレトリーバーなど | 12~16時間前後 | 体力の回復、関節への負担、寝床の広さ |
犬種だけではなく、次の要素を総合して愛犬の睡眠を判断しましょう。
- 年齢
- 体格・サイズ
- 一日の活動量
- 散歩や遊びの時間
- 留守番時間
- 生活リズム
- 健康状態
- 服用している薬
- 室内環境
- いつもの睡眠時間との違い
短頭種は睡眠中の呼吸にも注意する
フレンチブルドッグ、パグ、ブルドッグなどの短頭種では、睡眠中の呼吸状態にも注意が必要です。
短頭種とほかの犬を比較した研究では、短頭種のほうが睡眠中の閉塞性呼吸イベントといびきが多く確認されました。いびきだけで病気とは判断できませんが、次のような症状がある場合は動物病院へ相談してください。
- いびきが急に大きくなった
- 睡眠中に呼吸が止まるように見える
- 何度も目を覚ます
- 口を開けて苦しそうに呼吸する
- 起きているときも呼吸音が大きい
- 舌や歯ぐきの色がおかしい
犬の睡眠時間が長くなる原因
犬がいつもより長い時間眠っていても、必ずしも病気とは限りません。
■年齢による変化
子犬は昼寝が多く、シニア犬は体力や活動量の低下によって休息時間が増える場合があります。年齢だけで判断せず、いつもの睡眠時間と比べて急激な変化がないかを確認しましょう。
■活動量が多く体力を消耗した
長めの散歩、ドッグラン、旅行、活発な遊びなどでエネルギーを消耗した日は、体力を回復させるために睡眠時間が長くなる場合があります。研究でも、活動的に過ごしたあとの犬は、早く眠りに入り、睡眠時間が増える傾向が確認されています。
■刺激が少ない
留守番時間が長い日や、雨などで散歩へ行けない日は、刺激が少ないため眠って過ごす犬もいます。起きているときに元気があり、食事や散歩、遊びに反応する場合は、生活リズムの一部である可能性があります。
■痛みや体調不良がある
飼い主から見ると眠っているようでも、実際には痛みや体調不良によって活動量が低下し、動かずに休息している場合があります。変形性関節症のある犬を対象とした研究では、鎮痛治療による睡眠状態の改善が報告されています。
睡眠時間の増加に、食欲低下、歩き方の変化、起き上がりにくさ、触られるのを嫌がるといった症状を伴う場合は、動物病院へ相談するといいでしょう。
犬の睡眠時間が短くなる原因
■騒音や明るさが気になる
テレビの音、話し声、ドアの開閉、屋外の騒音、照明などが、犬の眠りを妨げることがあります。寝床を何度も移動する場合は、落ち着いて眠れる場所を探している可能性があります。
■室内が暑い、または寒い
犬が快適に感じる温度は、犬種、年齢、毛量、体格、健康状態によって異なります。一律の温度だけで判断せず、パンティングが続く、冷たい床へ移動する、体を丸める、震える、寝床を頻繁に移動するといった様子を確認しましょう。
■運動不足や生活リズムの乱れ
日中の活動や刺激が不足すると、夜になっても眠らず、遊びたがることがあります。愛犬の年齢や体力に合わせて散歩や遊びを取り入れ、食事、散歩、就寝の時間を極端に変えないようにしましょう。
■痛みやかゆみがある
関節や腰の痛み、皮膚のかゆみなどがあると、同じ姿勢で眠れず、寝返りを繰り返したり、夜間に何度も起きたりする可能性があります。次のような様子が見られたら、寝床だけの問題と考えず、動物病院へ相談しましょう。
- 横になるまでに時間がかかる
- 何度も寝相や姿勢を変える
- 起き上がるときにつらそう
- 同じ場所を頻繁になめる
- 夜中に歩き回る
- 触られるのを嫌がる
■ストレスや不安を感じている
引っ越し、来客、工事、新しい家族やペットなどの環境変化により、犬がストレスや不安を感じて眠れなくなる場合があります。環境が変わった時期は、使い慣れた毛布、ベッド、クレートなどを用意し、安心して休める場所を確保しましょう。
ただし、クレートに慣れていない犬を無理に閉じ込めると、かえってストレスになることがあります。愛犬の様子を見ながら少しずつ慣らしてください。
犬の睡眠時間に変化が表れることのある病気
犬の睡眠時間や眠る時間帯の変化には、生活環境や年齢だけでなく、病気が関係していることもあります。ただし、睡眠の変化だけで病気を特定することはできません。ここでは、睡眠や活動量に変化が表れることのある代表的な病気を紹介します。
■甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌が低下する病気です。元気がなくなる、刺激への反応が鈍くなる、活動量が低下するといった変化が見られることがあります。
活動する時間が減るため、飼い主には「以前より寝る時間が増えた」と感じられることもあります。体重の増加や寒がる様子、皮膚や被毛の変化などが伴う場合もあるので日ごろからの健康チェックが重要です。
■クッシング症候群
クッシング症候群は、副腎皮質機能亢進症とも呼ばれる病気です。犬では、パンティング、食欲や飲水量の増加、不安、夜間の覚醒、排尿回数の増加、トイレの失敗などが見られることがあります。
夜中に何度も起きるようになったり、昼間に眠る時間が増えたりすることで、これまでの睡眠リズムが変化してしまいます。
■認知機能不全症候群
シニア犬に見られる昼夜逆転、夜鳴き、徘徊、トイレの失敗などには、犬の認知機能不全症候群が関係している可能性があります。
昼間に寝ている時間が長くなり、夜間に落ち着かなくなることも特徴の一つです。高齢犬を対象とした研究では、認知機能の低下が大きい犬ほど、ノンレム睡眠とレム睡眠が少ない傾向も報告されています。
■ナルコレプシー
ナルコレプシーは、睡眠と覚醒の制御に関係するまれな病気です。
強い眠気に加えて、食事や遊びなどで興奮したときに、突然全身の力が抜けて倒れることがあります。意識が保たれたまま筋肉の力が抜ける状態は、カタプレキシーと呼ばれます。
失神やけいれんなどとの区別が必要になるため、このような発作が見られた場合は安全を確保し、可能であればその様子を動画に記録してください。
普段と比べて睡眠時間や活動量が大きく変化した状態が続く場合や、食欲、飲水量、排尿、体重、歩き方などにも変化が見られる場合は、記録した内容を持って動物病院へ相談しましょう。
動物病院への相談を検討したい症状とサイン
睡眠時間が多少長い、または短いというだけで病気とは判断できません。
重要なのは「愛犬のいつもの状態から急に変わったか」「睡眠以外の症状を伴っているか」という点です。
次のような変化がある場合は、獣医師への相談を検討してください。
- 睡眠時間が急に長くなった、または短くなった
- 起こしても反応が鈍い
- 起きている時間も元気がない
- 食欲が落ちた
- 水を飲む量や排尿回数が変わった
- 夜中に何度も起きる
- 落ち着かず歩き回る
- 横になると咳が出る
- 睡眠中の呼吸が苦しそう
- いびきが急に大きくなった
- 痛そうで寝返りを繰り返す
- 昼夜が逆転した
- 夜鳴きが始まった
- 震えやけいれんのような動きが続く
- 突然力が抜けて倒れる
呼吸が明らかに苦しそう、倒れた、意識が戻らないなどの状態がある場合は、様子を見続けず、早急に動物病院へ連絡してください。
受診前に記録しておきたいこと
睡眠の変化を獣医師へ伝える際は、次の内容を記録しておくと説明しやすくなります。
- 変化が始まった時期
- 一日のおおよその睡眠時間
- 日中と夜間の睡眠時間
- 夜中に起きた回数
- 食欲と飲水量
- 排尿・排便の変化
- 散歩や遊びへの反応
- 呼吸やいびきの状態
- 服用中の薬
- 最近の生活環境の変化
異常な動きや呼吸が見られた場合は、安全を確保したうえで動画を撮影しておくと、診察時の参考になることがあります。
犬が快適に眠れる環境と寝床のつくり方
犬の健康を考えるうえでは、睡眠時間だけでなく、落ち着いて休息できているかも重要です。
■静かに休める場所を用意する
飼い主と一緒に過ごせる場所を好む犬もいれば、人の出入りが少ない場所を好む犬もいます。
リビングなど家族の気配がある場所と、一人で静かに休める場所の両方を用意すると、愛犬自身が快適な場所を選びやすくなります。
■日中に適度な活動を取り入れる
犬の年齢や健康状態に合った散歩や遊びは、生活リズムを整える助けになります。研究でも、活動的に過ごしたあとは睡眠に入りやすくなり、レム睡眠とノンレム睡眠が増える傾向が確認されています。
しかし子犬、老犬、持病のある犬には、過度な運動をさせないよう注意してください。
■体を伸ばして寝返りできるサイズを選ぶ
犬用ベッドを選ぶ際は、体重だけでなく、愛犬の寝相や普段の寝姿勢を確認しましょう。
丸くなって眠る犬もいれば、横向きで足を伸ばしたり、何度も寝返りを打ったりする犬もいます。体を伸ばした状態でもベッドから大きくはみ出さず、自然に寝返りできるサイズがあるかを確認してください。
シニア犬や大型犬の場合は、広さに加えて、体が沈み込みすぎないか、乗り降りしやすい高さかも重要です。
参考記事:愛犬にぴったりなベッドのサイズを見つける
■清潔に保ちやすいベッドを選ぶ
ベッドには抜け毛、皮脂、よだれなどが付着します。カバーを取り外して洗濯できるか、汚れを拭き取りやすいか、乾かしやすいかを確認しましょう。洗濯するときは、製品ごとの洗濯表示に従ってください。
■暑さ・寒さから移動できるようにする
快適に感じる温度は、犬種、年齢、毛量、体格、健康状態によって異なります。
一律の温度だけで判断せず、犬の呼吸、寝相、震え、寝床を移動する頻度などを観察しましょう。通常のベッドと涼しい場所など、温度感の異なる寝床を用意し、犬自身が移動できるようにすることも大切です。
犬の寝相から睡眠の質は判断できる?
犬は、丸くなる、横向きになる、仰向けになる、うつ伏せになるなど、さまざまな寝相を見せます。
寝相には温度、寝床の広さ、体の状態、周囲の刺激などが関係する可能性がありますが、寝相だけで犬の感情や健康状態を断定することはできません。重要なのは、いつもの寝相から変化していないかです。
たとえば、これまで横向きで眠っていた犬が急に体を丸め続ける、横になれずうつ伏せの状態が増える、何度も姿勢を変える場合は、痛み、呼吸のしづらさ、暑さや寒さなどが影響している可能性があります。
愛犬の寝心地に合わせて選べる犬ベッド:ペットラウンジ

アンビエントラウンジのペットラウンジは、愛犬の年齢、体格、好みに合わせて寝心地を選べる犬用ベッドです。
■2種類の寝心地から選べる

ペットラウンジでは、ふんわりと包み込む「エリートエア」と、体をしっかり支える「エリートコア」の2種類を用意しています。エリートコアは、低反発ウレタンとサポートベースを含む3層構造です。体の沈み込みを抑えたいシニア犬や大型犬にも選択肢になります。
年齢や犬種だけで決めず、柔らかい寝心地を好むか、安定した寝心地を好むかを確認して選びましょう。
■カバーを取り外して洗濯できる
ペットラウンジのカバーはファスナーで取り外し、洗濯機で洗えます。
抜け毛やよだれなどで汚れやすい犬用ベッドを、日常的にお手入れしやすい仕様です。洗濯する際は、商品に記載されたお手入れ方法をご確認ください。
■超小型犬から超大型犬まで対応
ペットラウンジは、超小型犬向けのXSサイズから、超大型犬向けのXXLサイズまで用意しています。体重だけでなく、愛犬が体を伸ばしたときの大きさ、普段の寝相、設置スペースを確認して選ぶことが大切です。
犬の睡眠時間に関するよくある質問
■犬が1日18時間寝ていても大丈夫ですか?
子犬、シニア犬、運動量が多かった犬などは、長い時間眠る場合があります。
普段からよく眠る犬で、起きているときに元気や食欲があり、散歩や遊びにも反応するのであれば、18時間という数字だけで異常とは判断できません。
■子犬が寝ているときは起こさないほうがよいですか?
食事、排泄、投薬などの必要がなければ、眠っている子犬を毎回起こす必要はありません。
ただし、起こしても反応しない、ぐったりしている、食事を取らないなどの状態は、単なる睡眠とは限りません。気になる場合は早めに獣医師へ相談しましょう。
■犬が急に寝てばかりになったのはなぜですか?
活動量の増加、年齢、生活環境の変化などにより、一時的に睡眠時間が増えることがあります。
一方、痛みや疾患によって活動量が低下している可能性もあります。食欲、歩き方、排泄、呼吸、呼びかけへの反応なども確認してください。
■寝ている犬の体がピクピクするのは病気ですか?
レム睡眠中に足や顔などが短時間動くことがありますが、動きだけを見て正常か異常かを判断することはできません。
■犬のいびきは動物病院へ相談したほうがよいですか?
体勢などによって、一時的にいびきをかく犬もいます。
ただし、いびきが急に大きくなった、呼吸が止まるように見える、苦しそうに目を覚ます、起きているときも呼吸音が大きい場合は、動物病院へ相談してください。特に短頭種は睡眠中の呼吸障害に注意が必要です。
■シニア犬が夜に寝ないのはなぜですか?
痛み、排泄、視力・聴力の低下、室内環境、内科的な病気、認知機能の低下など、さまざまな原因が考えられます。
まとめ

成犬の睡眠時間は、一般的に1日12~14時間程度が目安とされています。ただし、必要な睡眠時間は年齢、犬種、体格、活動量、健康状態、生活環境によって異なります。
子犬は昼間の睡眠が多く、シニア犬や老犬は日中の休息が増えたり、夜間の眠りが浅くなったりすることがあります。
大切なのは、平均的な時間と単純に比較することではなく、愛犬のいつもの睡眠時間、起きているときの元気、食欲、排泄、呼吸などを一緒に観察することです。
睡眠時間が急に変わった、元気や食欲がない、呼吸が苦しそう、夜間に徘徊する、突然力が抜けて倒れるなどの症状がある場合は、動物病院へ相談してください。
また、静かな設置場所、適度な散歩や遊び、体を伸ばせるサイズ、お手入れしやすいベッドなどを用意することで、愛犬が安心して休息できる睡眠環境を整えられます。
アンビエントラウンジでは、愛犬の体格や好みに合わせて寝心地とサイズを選べるペットラウンジをご用意しています。愛犬が毎日快適に眠れる寝床づくりにお役立てください。
参考文献・出典
- MSD Veterinary Manual「Medical Causes of Behavioral Signs」
- Cornell University College of Veterinary Medicine「Cognitive Dysfunction Syndrome」
- MSD Veterinary Manual「Behavior Problems of Dogs」
- Mondino A, et al. “Sleep and cognition in aging dogs: A polysomnographic study.”
- MSD Veterinary Manual「Congenital and Inherited Cerebral Disorders in Small Animals」
※本記事は、上記の文献・資料を参考に作成しています。愛犬の睡眠時間や行動に気になる変化が見られる場合は、かかりつけの動物病院へご相談ください。

ー監修者ー
村田アグネス彩(むらたあぐねすさや)株式会社ワンコ・ワークス 店長。年間約1万頭以上の犬を受け入れるケージフリーのペットホテル。現場での経験をもとに、「犬にとって本当に負担にならないか」「暮らしの中で無理なく使い続けられるか」という視点で、犬関連商品の監修にも携わっている。