猫用ベッドを買ったのに、結局こたつやソファで寝てしまう…。「猫ベッドって本当に必要?」「何を基準に選べばいいの?」と悩んだことはありませんか??
実は、猫がベッドを使わないのは気まぐれではなく、きちんとした理由があります。この記事では、猫飼い初心者さんでも失敗しない猫ベッドの選び方から、今あるベッドを使ってもらうための対策、さらにおすすめの猫ベッドまで分かりやすく解説します。

この記事を書いた人▼
瓜生 たかよ
猫と暮らして27年。カナダで3年ほど暮らし現地では保護猫活動のスタッフ兼マーケティングを担当。
おすすめしない猫ベッドの特徴4選
まずは「買ってしまうと失敗しやすい猫ベッドの特徴」を知っておきましょう。このベッドを避けると失敗を防げます。
① ほつれやすい素材の猫ベッド
爪とぎの素材として使用される麻素材のベッド、よく見かけませんか?麻のベッドは一見通気性も良いし、爪研ぎにもなるしいいかなと思いがちです。しかし爪が引っかかり、抜けたりするのでなるべく引っ掛かりの少ないベッドがおすすめです。
■爪が引っかかりやすい
■引っかかって糸が抜けやすい
■結果としてボロボロになりやすい
猫は「寝心地」よりも「触感の気持ちよさ」で寝床を選ぶので、引っ掛かりが強い素材は不向きです。
② 匂いが強い猫ベッド
猫は人間以上に嗅覚が敏感です。ベッド自体に強い香りがあると、猫が「危険な場所」と認識してしまうことも…。
■工場臭・化学的な香り
■人間向けの加工香
こうした匂いが強いベッドは、猫が近づかない原因になります。
③ 洗いにくい猫ベッド
洗濯が難しいベッドは、丸洗いした際に綿が中でよれてしまったり、形が変わってしまって結局新しい猫ベッドを購入する方も少なくありません。
カバーが外れるか、丸洗いできるかを最初にチェックすると失敗が減ります。
④ 大きすぎる猫ベッド
猫は広い場所よりも、隅っこや狭い場所を好む傾向があります。大きすぎるベッドに座っても敵が来ないか心配になり落ち着くことができません。
猫の寝相にもよりますが、いつも寝ている姿をチェックしてその姿勢に合うベッドを選んであげましょう。
猫がベッドで寝てくれない4つの理由とは?

愛猫が新しい猫ベッドを避けるのは、「気分」ではなく、安心して眠れる条件がそろっていないサインです。
①サイズや形が合っていない
サイズ選びの失敗は、猫がベッドを使ってくれない原因No.1です。
■小さすぎて体が収まらない
■大きすぎて落ち着かない
猫の寝方によって、適したベッドサイズを選びましょう。
丸くなって寝る猫(アンモニャイト型)
■小さめのベッドサイズでOK
■ふちがあると安心感アップ
伸びて寝る猫・日によって寝方が変わる猫
■やや大きめサイズ
■横幅・奥行きに余裕のあるベッドがおすすめ
②置き場所が気に入らない
猫は1日に12〜18時間ほどの睡眠を必要とします。しかし猫は警戒心がとても強いので、寝ているときも自分の身を守らねばというセンサーを常に発信しています。
こういった理由から眠る場所、安心する場所を選定する際はとてもシビアになります。
①外敵に襲われにくい安心感
(背後が守られる・視界が確保できる)
②適切なサイズ感(狭すぎず広すぎず)
③自分の匂いがある“縄張り感”
④体温が奪われない快適さ
⑤静かな環境
これらが満たされていない場所に置かれたベッドは、猫にとって「落ち着かない場所」になってしまいます。
③素材が気に入らない
猫ベッドには、布製・ダンボール製・プラスチック製・麻素材など、さまざまな種類があります。猫にはそれぞれ素材の好みがあり、気に入らない素材のベッドは使ってくれません。
▶「筆者の飼っている猫は、よくSNSで見かけるダンボールの箱やスーツケースには一切入りません。なので一度ダンボール素材のお部屋を買ったものの使ってくれず・・・寒がりでとにかくふかふか素材が大好きなのでこたつの中や人のお腹の上が定位置です。」
このように、普段どんな素材の場所で寝ているかは、ベッド選びの大きなヒントになります。
④匂いが好みではない
猫はとても嗅覚が鋭く、新品特有の匂いを嫌がることがあります。購入したばかりの猫ベッドは「知らない匂い=危険」と判断されがちです。
今ある猫ベッドを使ってもらうための対策4選
すでに購入した猫ベッドを使用してもらいたい!そんなときの対策についてまとめました。
① 匂いをなじませる
新品の猫ベッドは、まず洗濯をして匂いを落とすのがおすすめです。
その後、次のようなアイテムをベッドの上に置いてみましょう。
■猫が普段使っているブランケット
■よく遊ぶおもちゃ
猫自身の匂いが付くことで、「安心できる場所」と認識しやすくなります。
② よく寝ている場所の近くに置く
猫がすでに気に入っている場所は、安心できる条件がそろっている証拠です。
■こたつの近く
■ソファの横
■日当たりの良い窓際
いきなり別の場所に置くのではなく、今の寝場所の延長線上にベッドを置いてみましょう。
③ ベッドの上でおやつをあげる
猫ベッドの上でおやつ(チュールなど)をあげることで、
「ここは安全」「良いことが起きる場所」
という印象を持ってもらいやすくなります。無理に入れず、近づくだけでもOKです。
▶「筆者はこの方法で愛猫にベッドを使ってもらえるようになりました!」
④ 焦らず待つ
猫ちゃんの飼い主さんはもうお分かりだと思いますが、猫はとても気まぐれな動物です。昨日まで使わなかったベッドを、ある日突然使い始めることも珍しくありません。
焦って押し付けると、「ベッド=嫌な経験」 になってしまうこともあるため、置いて待つのも立派な対策です。
なのでとにかく待ってみましょう。60日間無料お試しなど返品できるベッドは特におすすめです。
猫ベッドは季節で変えるべき?夏・冬の選び方

猫が汗をかくのは鼻と肉球だけで人のように体温調節ができません。そのため、寝床の環境がそのまま体温管理に直結します。
気温が25℃を超える夏場は、ただ寝ているだけでも体に熱がこもりやすくなります。そのため、猫ベッドは「かわいさ」よりも素材と通気性を重視することがとても大切です。
夏用ベッドの選び方|熱中症対策が重要
夏の猫用ベッドで意識したいのは、「熱をためないこと」です。
■通気性の良い素材
■サラサラした肌触り
■冷感シートを入れられる構造
ベッドの中に冷感マットやジェルシートを敷けるタイプは、長時間ひんやり感が続きやすく、暑がりな猫には特におすすめです。
また、黒い毛の猫や長毛種の猫は、熱を吸収しやすく体に熱がこもりやすい傾向があります。そのため、冷却効果のある素材や明るい色のカバーを選ぶと安心です。
夏冬兼用は可能?季節ごとの使い分け方法
「夏も冬も同じ猫ベッドで大丈夫?」と感じる飼い主さんも多いと思います。結論としては、ベッド本体は同じでも問題ありません。ただし、カバーを季節ごとに替えることがとても重要です。
夏と冬では、猫が求める寝床の条件が大きく変わります。
夏:■熱を逃がす
■通気性
■ひんやり感
冬:■保温性
■包まれ感
■断熱性
特にシニア期の猫は体温を保つ力が弱くなり、冷えは関節の負担や体調不良の原因になることがあります。
一方で夏は、体に熱がこもりやすくなり、食欲不振やぐったりしてしまう原因にもなります。
そのため、季節ごとに素材の違うベッドカバーを用意する方法が、最も現実的でコスパの良い選択です。
夏:キルト/リネン/接触冷感カバー
冬:ボア/フェイクファー/マイクロファイバー
猫は基本的にふわふわ素材が大好きですが、夏は少しひんやりする素材を組み合わせてあげると安心です。
夏用・冬用の猫ベッドを2つ用意する必要はありません。カバーを季節で付け替えるだけで、一年中快適に使えるというのが、もっとも実用的で続けやすい方法です 🐾
おすすめの猫ベッド
猫用ベッドは素材・温度・形・洗いやすさの4点で選ぶと、猫ちゃんにも飼い主さんにも快適なベッド選びができると思います。
アンビエントラウンジ:ペットラウンジ
ペットラウンジは、一般的な猫用ベッドとは異なり、人間用ソファと同等レベルの品質を採用しています。

■ふわふわで包み込む寝心地
■カバーが取り外しできて洗濯機で丸洗いOK
■通気性を保ちやすくノミ対策できる
■夏・冬用のカバーが豊富
日本製の猫ベッドで60日返品保証が付いているのも嬉しいポイントです。
まとめ|猫ベッド選びで一番大切なこと
猫ベッド選びで一番大切なのは、猫の行動をよく観察することです。
■どこで寝るか
■どんな姿勢で寝るか
■どんな素材を好むか
こうしたポイントを知るだけで、猫ベッド選びはぐっと楽になります。また猫が新しいものをすぐ受け入れないのは自然なことです。焦らず、少しずつ慣らしてあげてくださいね。